煮物を作ったけど、すぐに家を出なきゃいけなくなってしまった。

しかし、まだ作った料理は熱々のまま。

そんな場合大体は、粗熱を取ってから冷蔵庫や冷凍庫に入れると記載されています。

では、粗熱をとるとはどれくらいなんでしょうか?

その時間や冷蔵庫に入れる目安なども紹介しています。

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粗熱とは

 

そもそも粗熱とはなんでしょうか?
 
粗熱とはできたての熱々で手で触れない状態のこと。
 
ですから手で触れるくらいになると粗熱は取れています。
 
料理を作ったすぐ後などは熱々で触れないので、その状態から人が熱いと感じるくらいまでが粗熱です。

また粗熱を温度でいうと、料理したての温度から40度くらいの間のこと。

この間は粗熱がある状態の温度になりますので、40度以上は粗熱になります。

では粗熱が取れたというのは何度くらいになるでしょうか?

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粗熱が取れるのは何度?

粗熱が取れたと言えるのは温度でいうと「40度以下」

大体人肌になると粗熱が取れたと言えるでしょう。

目安は触っていられる程度の温度と覚えておいてください。

粗熱が取れる時間

 
急いでいる時は特に時間が気にるところですが、粗熱はどれくらいの時間で取れるのでしょうか?

結論から言うと、焼き時間や煮たもの作った料理によって粗熱が取れる時間が変わってくるので時間ではいい表すことができません。

ですから「何分くらい」とお伝えすることはできません。

大事なのは手で触れる状態まで冷ますことです。

博士博士

早く粗熱を取ってさましたい時の方法は記事後半で紹介してるぞ!

冷蔵庫に入れる目安

粗熱が取れたけど、まだ少し熱い気がする。

大体の温度もわからないし、本当に冷蔵庫に入れていいのか不安になる人も多いですよね。

冷蔵庫に入れるものの目安

保存容器に移して冷蔵する場合は、大体室温くらいと言われているので、適温とされる28度くらいが目安です。

しかし目安は食べ物によって変わってくるので例として下記で見ていきましょう。

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ご飯を冷凍庫に入れる場合

ご飯を熱々のまま冷凍庫に入れるとダメとよく聞きますが、その理由は

  • 霜がつく
  • 冷凍庫の温度を下げる
  • 冷凍庫の故障の原因になる

などの理由があるからです。

また、熱々のままご飯を冷凍庫に入れると、その周りの食品を溶かしてしまう可能性もあります。

常温で一時間程度置いておく、またはご飯を包む時薄くして早く粗熱が取れるようにしましょう。

ケーキの場合

ケーキを切るときは粗熱を取ってからと言われますが、その場合はどうでしょうか。

スポンジケーキなどの粗熱をとる場合は、型のまま一度少し上から落として蒸気を逃すと良いです。

またケーキクーラーなどの上に乗せて、ケーキの底からもさましていきましょう。

博士博士

魚焼きグリルの網の上に乗せたり、ザルをひっくり返してその上にケーキを置くとケーキクーラーがわりになるぞ!

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粗熱を早くとる方法

粗熱を早くとる方法は

  • 冷やす
  • 薄くする
  • 保冷剤を使う

などが良いでしょう。

例えば炒め物なら、濡れた布巾の上に置いたり下に保冷剤を置くのも良い方法です。

カレーやシチューなどの液体のものならば、小分けにしたり、かき混ぜることで粗熱を早めにとることができます。

また大きなボールや鍋に氷水をはって、その中に鍋ごと入れておくのも良いでしょう。

博士博士

粗熱が取れたらそのまま冷蔵庫に入れよう

まとめ

粗熱がとれると言うのは、大体人肌になったくらいのことを言います。

その時間がどれくらいかは、温度やものによって異なるので何分くらいとは言えません。

大事なの手で触れる状態になるまで冷ますことです。